Leapal会計事務所 FOR IT FREELANCERS & STUDIOS
エンジニア・デザイナー・Web制作の個人事業主と、受託開発・SES・Web制作の会社の方へ

ITフリーランスの確定申告と顧問を、
案件ごとの粗利が毎月わかる形でお引き受けします。

インボイスに登録すると消費税はいくらか。クライアントから引かれる源泉徴収は何か。個人のままか、会社にするか。受託開発の売上は、いつの売上になるのか。IT・Web制作のお仕事で詰まりやすい税金と会計を、クラウド会計(freee・マネーフォワード)とAI記帳で月次を早く締めながら、税理士が整理します。

お電話でも受け付けています:050-1781-4033(9:00〜21:00・年中無休)。LINEは、当事務所の会計のLINE公式アカウントです。

QUESTIONS

IT・Web制作のお仕事で、よく詰まる4つのこと

国税庁などの公式の資料で確かめた内容です。個別の取引では結論が変わることがあるため、ご自身の契約と請求書で確かめます。

2026年10月23日時点の国税庁などの公開資料に基づきます。時期で変わる特例は、期限の日付を書いています。

インボイスと消費税

登録すると、消費税はいくら納めるのか

インボイス発行事業者として登録を受けると、免税事業者だった方も課税事業者になり、消費税の申告が必要になります。納め方は主に次の4つです。

  • 2割特例:納付税額を売上にかかる消費税額の2割にできる特例です。登録をきっかけに免税事業者から課税事業者になった方で、基準期間(個人は2年前)の課税売上高が1,000万円以下であることなどが条件です。個人事業主は令和8年分(2026年分)の申告までです。
  • 3割特例(令和8年度税制改正):個人事業者が、令和9年分・令和10年分の申告で、納付税額を売上にかかる消費税額の3割にできる特例です。登録により免税事業者から課税事業者になった個人事業者で、基準期間の課税売上高が1,000万円以下であることなどが条件です。法人は対象外です。
  • 簡易課税:事業の種類ごとの「みなし仕入率」で計算します。届出が必要です。2割特例・3割特例を使った翌期は、申告期限までの届出で選べます。
  • 一般課税:受け取った請求書から計算します。設備投資が大きい年など、仕入れの消費税が売上の消費税を上回る年は、一般課税のほうが有利なことがあります。

出典:国税庁「インボイス制度について」「2割特例 特設ページ」「令和8年度税制改正特集」、タックスアンサーNo.6505(下の参考資料)

源泉徴収

入金が請求額より少ない。引かれているのは何か

報酬を払う側(法人や、従業員の給与を源泉徴収する個人)には、所得税法204条により、個人に次の報酬を払うときに所得税を差し引いて納める義務があります。受け取る側が法人(制作会社など)の場合は、この源泉徴収の対象になりません。給与の源泉徴収義務のない個人が払う分も、対象外です。

  • 条文には「原稿、さし絵、作曲、レコード吹込み又はデザインの報酬」などが挙がっています。国税庁の質疑応答では、ポスターのイラスト・レタリングは「デザインの報酬」、コピー(広告メッセージ)は「原稿の報酬」とされています。
  • 通達がデザインの例に挙げているのは、グラフィック(広告・ポスター・包装紙など)、パッケージ、広告、インテリア、服飾などです。Webサイトの制作そのものは、例示にありません。デザインと実装を請求書の内訳で分けておくと、判断しやすくなります。
  • プログラムの作成は、条文の列挙にありません。ただし「著作権の使用料」は列挙にあり、デザインや原稿にあたる部分を含む契約は分けて考えます。
  • 税率は、100万円以下の部分で10.21%です。請求書で報酬と消費税の額を区分して書くと、報酬の額だけが対象になります。
  • 差し引かれた税額は、確定申告で精算し、引かれすぎた分は還付されます。

出典:所得税法204条・138条、所得税基本通達204-6・204-7、国税庁の質疑応答事例、タックスアンサーNo.2792・No.2795

法人成り

個人のままか、会社にするか。いつがいいのか

売上や利益の金額だけでは決められません。次の項目を、同じ前提で並べて比べます。

  • 税金:個人は所得税・住民税など、法人は法人税など+役員報酬にかかる所得税です。
  • 役員報酬:法人は、毎月同じ額で払う「定期同額給与」が基本です。事業年度の途中で、自由には増やしたり減らしたりできません。
  • 社会保険:法人は、役員1人だけでも厚生年金・健康保険の加入対象です。個人事業のままの場合の保険料と、手取りで比べます。
  • 消費税:登録を受けていれば、基準期間の売上が1,000万円以下でも免税になりません。切り替える時期の登録の扱いを確かめます。
  • 手間と取引先:決算・申告の手間と費用、取引先が法人との契約を求めているかも比べます。

法人成り診断(2〜3分・どちらがよいかの判定はしません)

出典:タックスアンサーNo.5211・No.6501、日本年金機構「適用事業所と被保険者」

受託開発の会計

納品と入金がずれる。作ったソフトは経費か、資産か

  • 売上の日:法人は、目的物の引渡しまたは役務の提供の日の属する事業年度に売上(益金)を計上します(法人税法22条の2)。個人は、入金のあった年でなく、その年において収入すべき金額で考えます(所得税法36条)。契約書の検収の条項で、どの日が「引渡し」にあたるかを先に決めます。
  • 自社で作ったソフト:ソフトウエアは減価償却資産(無形固定資産)です。自社で製作した場合の取得価額は、製作に要した原材料費・労務費・経費+事業の用に供するために直接要した費用です。
  • 研究開発費にあたる分は、取得価額に算入しないことができます(自社利用のソフトウエアは、将来の収益獲得や費用削減にならないことが明らかな場合に限ります)。
  • 耐用年数は、複写して販売するための原本・研究開発用が3年、その他が5年です。

出典:法人税法22条の2、所得税法36条、タックスアンサーNo.5461(法人税の案内)

WHAT WE DO

リーパルがすること

AI記帳で月次を早く締め、業種の数字を毎月の試算表に添えます。税理士の業務の範囲と、専門の先生におつなぎする範囲を分けています。

当事務所がお手伝いすること

記帳・申告・税の判断

  • freee・マネーフォワードの口座連携とAI記帳で、月次を早く締める
  • 月次の試算表に、下の「月次で見る数字」を添える
  • インボイス登録の判断と、2割特例・3割特例・簡易課税・一般課税の納付額の比較
  • 源泉徴収された税額の精算を含む、確定申告
  • 法人成りの比較(役員報酬・手取りの試算)と、法人の決算・申告
  • 給与計算・年末調整、税務調査への対応
専門の先生におつなぎすること

当事務所の業務ではない範囲

  • 会社設立の登記(司法書士)
  • 社会保険・労働保険の加入手続(社会保険労務士)
  • 契約書の法律面、著作権の帰属、報酬の未払いの交渉(弁護士)
  • 特許・商標の出願(弁理士)

必要になった時点で、状況をお聞きして、おつなぎします。

  • 1,100社以上の関与実績法人・個人事業の記帳、決算、申告を全国オンラインでお引き受けしています。
  • MF公認・freee認定のクラウド会計に対応マネーフォワード クラウド・freee のクラウド会計に対応しています。
  • 認定経営革新等支援機関経済産業省 中小企業庁の認定を受けています。
  • 全国オンライン対応・決算申告は最短5日資料のやりとりから面談まで、来所なしで完結します。
  • 元国税調査官の知見を活かした税務調査対応税務調査で問われる点を踏まえて、申告書を仕上げます。

クラウド会計とAI記帳は、ITのお仕事と相性が良いです

カード・口座・クラウドサービスの利用料など、お金の動きがほとんどデータで残るお仕事です。口座連携とAI記帳を使うと、入力の手間を減らしやすく、月次の数字を早く出せます。いまお使いの会計ソフトを確かめてから、そのまま使うか、移すかをご提案します。

MONTHLY NUMBERS

毎月の試算表に添える、4つの数字

「税金の計算」だけでなく、仕事の判断に使う数字を毎月お届けします。

数字の名前何がわかるかどう使うか
取引先別の売上と入金予定(受注残) どの取引先にいくら売れているか。いつ入金されるか。検収待ちの案件がいくらあるか。 1社に売上が偏っていないかを見ます。入金が遅い取引先は、資金繰りの予定に入れます。入金額が請求額より少ないときは、源泉徴収の差額かどうかも確かめます。
外注費率
(外注費 ÷ 売上)
売上のうち、外注先へ払っている割合です。 案件ごとに、外注の使い方を見直します。外注先ごとに、インボイス登録の有無と源泉徴収の要否も一覧にします。登録のない外注先への支払いは、一般課税の場合、控除できる割合が段階的に下がります(令和8年10月から2年間は70%。国税庁の資料による)。
1人月あたりの粗利 (売上 − 外注費など案件に直接かかった費用)÷ 稼働の人月です。 案件の単価が合っているかを見ます。受注するか、値上げを相談するかの判断に使います。稼働の人月は、毎月のご連絡をもとに計算します。
役員報酬・手取りの試算
(法人成りの比較用)
個人のままの場合と、会社にして役員報酬を払う場合の、税金・社会保険料・手取りの比較です。 法人成りの時期を考える材料にします。役員報酬は事業年度の途中で変えにくいため、設立の前に金額を試算します。

取引先・案件ごとの数字は、会計ソフトの取引先・補助科目の付け方を最初にそろえて出します。毎月の数字をお届けするには、料金表の試算表レポートが「毎月」のプランが前提です。

PRICE

料金

ご状況の確認とお見積りは無料です。料金の全体は料金表に載せています。ここには、IT・Web制作の方に関係する最低額だけを抜き出しました。

顧問・決算申告料(月額)
年商〜1,000万円の区分
月24,000円〜(税別)料金表の「3ヶ月に一度(決算検討会のみ)」の額です。毎月の試算表レポート(3ヶ月毎の面談)は、月36,000円(税別)です。料金表には、年商3,000万円までの区分について「月100仕訳までの記帳代行料を含み、クラウド会計の利用料も無料」と記載されています。同じ表には「決算書・申告書の作成と提出まで含みます」とあります。詳しくは料金表をご覧ください。
個人事業主の確定申告の代行(帳簿づけ込み)年110,700円〜(税込・年60仕訳まで)年60仕訳(月5件ほど)までは基本の 110,700円だけです。それより多い時は、年間の仕訳数 100ごとに 29,700円を足します(いずれも税込・100に満たない分も1つと数えます)。例:年180仕訳なら 170,100円です。LINEかお電話で、年間の取引の量(請求書の枚数など)をお聞かせください。ご依頼の前に料金をお伝えします。

法人の金額は税別、個人の確定申告の代行の行だけ税込です。年商・面談の頻度に合わせた月額は、料金表の「顧問料・乗り換え診断」で確かめられます。

FLOW

ご依頼までの流れ

  1. 面談・LINE相談法人の方は面談(30分)、個人の方はLINEで、今の状況と困りごとをお聞きします。
  2. お見積り・ご契約料金とお引き受けする範囲にご同意いただいてから進めます。
  3. 記帳の引継ぎいまの会計ソフトと、これまでの帳簿・契約書・請求書をお預かりし、口座連携などを整えます。
  4. 毎月の報告月次の試算表に、取引先別の売上や1人月あたりの粗利などの数字を添えてお届けします。
FAQ

よくある質問

インボイスに登録していません。今から登録したほうがいいですか。

一概には言えません。登録すると、免税事業者だった方も課税事業者になり、消費税の申告が必要になります。一方、取引先が課税事業者で仕入税額控除を受けるには、原則として、登録のある方のインボイスの保存が必要です。判断には、取引先の状況と、納める消費税額の試算が要ります。2割特例は個人事業主なら令和8年分(2026年分)まで、個人事業者の3割特例は令和9年分・令和10年分です(2026年10月23日時点の国税庁の案内)。登録の要否は、LINEや面談で一緒に試算します。

クライアントから源泉徴収されて入金されます。プログラミングの報酬も対象ですか。

所得税法204条の列挙には、デザインや原稿の報酬、著作権の使用料などが挙がっていますが、プログラムの作成そのものは書かれていません。ただし、同じ契約の中にデザインや原稿にあたる部分があれば、その部分は対象になり得ます。実際に引かれるかは、払う側が源泉徴収義務者か、契約と請求書の内訳がどうなっているかで決まります。引かれた税額は、確定申告で精算します。

法人成りは、売上がいくらからがいいですか。

売上の金額だけでは決められません。税金、役員報酬の決め方(定期同額給与)、社会保険、消費税とインボイスの扱い、決算・申告の手間と費用、取引先が法人を求めているか、を同じ前提で並べて比べます。当事務所の「法人成り診断」(このページの上の「個人のままか、会社にするか」の節にリンクがあります)で、個人のままの場合と会社にした場合を並べて試算できます(どちらがよいかの判定はしません)。

納品が12月で、入金が翌年1月です。どちらの年の売上ですか。

法人の場合、目的物の引渡しまたは役務の提供の日の属する事業年度の売上になります(法人税法22条の2)。個人の場合は、入金のあった年でなく、その年において収入すべき金額で考えます(所得税法36条)。一定の小規模事業者が承認を受けて、入金・支払の年で計算する特例もあります(所得税法67条)。どの日が「引渡し」にあたるかは契約書の検収の条項で決まるため、契約書を拝見して判断します。

自分で開発したアプリの開発費は、経費にできますか。

ソフトウエアは減価償却資産(無形固定資産)で、自社で製作した場合の取得価額は、製作に要した原材料費・労務費・経費と、事業の用に供するために直接要した費用です。研究開発費にあたる分は、取得価額に算入しないことができます(自社利用のソフトウエアは、将来の収益獲得や費用削減にならないことが明らかな場合に限ります)。耐用年数は、複写して販売するための原本・研究開発用が3年、その他が5年です(国税庁・法人税の案内)。どの費用がどれにあたるかは、開発の記録を拝見して判断します。

いまfreee(またはマネーフォワード)を使っています。そのまま引き継げますか。

いまお使いの会計ソフトと、帳簿の状態を確かめてから、そのまま続けるか、移すかをご提案します。当事務所は、MF公認・freee認定のクラウド会計に対応しています。

REFERENCES

参考資料

各資料は2026年10月23日に確認しました。法令・特例は改正されることがあります。個別の取引への当てはめは、ご相談ください。

まずは、今の状況をお聞かせください

インボイスのこと、源泉徴収のこと、法人成りのこと。何から手をつければいいか分からない段階でも大丈夫です。個人の方も、会社の方も、同じようにご相談いただけます。

お電話の受付:9:00〜21:00(年中無休)