「記帳代行を頼みたいけど、料金が適正かどうか判断できない」——こうした声はリーパル会計事務所への問い合わせの中でも多く寄せられます。
記帳代行の料金は、依頼する事業者・業務範囲・取引件数・クラウド会計ソフトの利用有無によって大きく変わります。本記事では、記帳代行の料金相場を詳しく解説し、失敗しない選び方のポイントをお伝えします。
記帳代行とは何か?基本を3分で押さえる
記帳代行とは、領収書・請求書・銀行通帳・クレジットカード明細などの原票をもとに、税務上適切な帳簿(仕訳帳・総勘定元帳・補助簿)を作成する業務を外部に委託することです。
経理担当者を雇う余裕がない小規模事業者・個人事業主にとって、専門家に記帳を任せることで確定申告・法人税申告の精度向上と業務効率化が図れます。
記帳代行の料金相場
取引件数別の月額相場
記帳代行の料金は、月次の仕訳件数(取引件数)によって決まるのが一般的です。
| 月次仕訳件数 | 相場月額(税抜) |
|---|---|
| 〜30件 | 5,000〜10,000円 |
| 31〜50件 | 10,000〜20,000円 |
| 51〜100件 | 20,000〜35,000円 |
| 101〜200件 | 35,000〜60,000円 |
| 201件以上 | 60,000円〜(要見積) |
サービス提供者別の料金目安
| 提供者 | 料金目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 税理士事務所 | 月15,000〜50,000円 | 申告・税務相談もセット可 |
| 記帳代行専門会社 | 月5,000〜30,000円 | 低コスト・量をこなす |
| AI-OCR(=AIによる文字認識で領収書や請求書をデジタル化する仕組み)活用サービス | 月10,000〜30,000円 | 高精度・スピード・デジタル対応 |
| フリーランス・個人 | 月3,000〜15,000円 | 低価格だが品質にばらつき |
クラウド会計ソフト利用で費用が変わる
クラウド会計ソフト(freee・マネーフォワードクラウド)を導入することで、記帳代行の費用を削減できる場合があります。その理由は以下の通りです。
銀行明細の自動取込
銀行口座・クレジットカードの明細が自動で取得され、AIが勘定科目を提案します。代行業者の手入力作業が月10時間単位で削減されるため、従量制の料金が下がります。
AI-OCR(=AIによる文字認識で領収書や請求書をデジタル化する仕組み)によるレシート読み取り
領収書・請求書をスキャン・撮影するだけで、AI-OCR(=AIによる文字認識で領収書や請求書をデジタル化する仕組み)が金額・取引先・日付を自動読み取りします。手入力の工数が削減され、処理スピードが向上します。
リーパル会計事務所では、AI-OCRとGeminiを組み合わせた独自の自動記帳システムを構築しており、従来の人海戦術型記帳代行より低コストで高精度なサービスを月額1万円から提供しています。
記帳代行に含まれる業務・含まれない業務
記帳代行の料金に含まれる範囲は事業者によって異なります。事前に確認が必要な項目をまとめます。
| 業務 | 一般的な記帳代行に含まれるか |
|---|---|
| 仕訳帳・総勘定元帳の作成 | ○(基本サービス) |
| 月次試算表の作成 | △(含まれないことも) |
| 銀行残高との照合(残高確認) | △ |
| 給与計算 | ×(別途費用) |
| 決算書の作成 | ×(別途費用) |
| 税務申告書の作成・提出 | ×(税理士費用が別途) |
| 経費精算処理 | ×(別途費用) |
| 税務相談・節税アドバイス | ×(税理士への依頼が必要) |
「クラウド会計ソフトを導入することで記帳代行コストを下げられるか確認したい」という方は、現在の帳簿管理方法をお知らせください。最適なプランをご提案します。
料金以外の選定ポイント
1. クラウド会計ソフト対応か
紙の書類を郵送するやり取りより、クラウド会計ソフト経由でのデータ共有の方が迅速・正確です。freee・マネーフォワードクラウドに対応しているか確認してください。
2. 電子帳簿保存法(=帳簿・書類を電子データで保存することを定めた法律)への対応
2024年1月から義務化された電子取引データ保存への対応が必要です。記帳代行サービスが電帳法対応の帳簿を作成できるか確認してください。
3. 担当者の専門性
税理士・公認会計士が監修しているか、または税理士と連携する体制か確認してください。勘定科目の判断・消費税の区分など、専門知識が求められる場面で品質の差が出ます。
4. セキュリティ体制
財務情報・取引先情報などの機密情報を預けるため、情報管理体制(SSL暗号化・アクセス権限管理・守秘義務契約)を確認することを推奨します。
5. 月次の報告頻度
月次の帳簿を月末に一括納品するのか、週次・随時で更新してくれるのかによって経営管理のリアルタイム性が変わります。
税理士への依頼を考えるときの関連記事
記帳代行と経理代行の違い
「記帳代行」と「経理代行」は似た言葉ですが、業務範囲が異なります。
| 種類 | 対象業務 |
|---|---|
| 記帳代行 | 帳簿の作成のみ(仕訳入力・総勘定元帳) |
| 経理代行 | 記帳代行+給与計算・請求書管理・経費精算・月次決算など |
記帳代行は経理代行の一部であり、単体で依頼する場合と経理代行のパッケージとして依頼する場合があります。
現在の記帳代行コストが妥当かどうかを確認したい方は、リーパル会計事務所の無料相談で他社比較の材料をご提供します。
リーパル会計事務所の記帳代行
リーパル会計事務所の記帳代行サービスは以下の特徴があります。
- AI-OCR+Gemini活用の自動記帳:領収書・請求書を写真で送るだけで自動仕訳(=銀行口座やクレジットカードの取引データから勘定科目を自動推定する機能)
- クラウド会計ソフト完全対応:freee・マネーフォワードクラウド両対応
- 月額1万円から対応:小規模事業者・個人事業主向けの低価格プラン
- 税理士監修:鳥羽卓朗(公認会計士・税理士)が品質管理
-
電帳法対応:電子取引データ保存・スキャナ保存(=紙の書類をスキャンして電子データで保存する電帳法上の区分)に完全対応
- 関連記事:個人事業主の経理代行|依頼できる範囲・費用相場・選び方のポイント
外部参考:freee公式 記帳代行のメリット
よくある質問(FAQ)
Q. 記帳代行と税理士顧問料は別々に払うのですか?
記帳代行と税務申告・顧問サポートは原則として別のサービスです。リーパル会計事務所では記帳代行+顧問をセットにしたプランも用意しています。
Q. 取引件数が少ない月でも定額ですか?
定額プランの場合は取引件数に関わらず固定費用になります。従量制プランは取引件数に応じた費用になります。どちらが有利かは平均件数によって異なります。
Q. 記帳代行を使いながら確定申告は自分でできますか?
はい、可能です。記帳代行で作成された帳簿データをクラウド会計ソフトで確認し、申告書類を自分で作成することができます。
Q. 契約後に取引件数が増えた場合、費用は上がりますか?
従量制プランの場合は取引件数増加に伴って費用が上がります。年度初めに見込み件数を確認し、適切なプランを選ぶことをおすすめします。
Q. 記帳の正確性は保証されますか?
税理士が監修するサービスでは、仕訳の正確性についてプロが責任をもって確認します。リーパル会計事務所では公認会計士・税理士が品質を管理しています。
まとめ
記帳代行の料金は、取引件数・依頼先・クラウド会計ソフトの利用有無によって月額5,000円〜60,000円と大きな差があります。AI-OCRを活用するクラウド型サービスは、従来型の人手記帳に比べて1/2〜1/3のコストで品質が出るケースが増えており、いま比較する場合の基準になります。
リーパル会計事務所では、AI-OCRとクラウド会計を組み合わせた記帳代行を月額1万円から提供しており、税務顧問とのセットプランもご用意しています。「いまの記帳代行コストが妥当か検証したい」「品質に不満がある」という経営者の方は、初回無料相談で見積もり比較からどうぞ。
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結論:記帳代行は「料金」より「業務範囲の明確さ」で選ぶ
記帳代行は表面の料金だけで比較すると、月額の差がそのままサービス品質の差になっていない事例が少なくありません。仕訳件数の上限・税区分判定の精度・税務調査時の立ち会い対応まで含めて比較すると、料金は同じでも実質コストに大きな差が出ます。
リーパル会計事務所では、料金体系と業務範囲を可視化したお見積もりをご提供しています。「今の記帳代行が割高に感じる」「税務顧問とセットで見直したい」という法人・個人事業主の方は、初回無料相談で他社見積もりとの比較からお手伝いします。
最終更新日: 2026年5月2日
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